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参考資料　戸籍の種類と注意すべきこと

戸籍謄本

一つの戸籍の中に入っている全ての人の内容を見ることができます。自分の子供や配偶者の出生から除籍までの内容が分かってしまうので、この書類を渡す際には相手を判断してから、何のためにそこまでの情報が必要なのか説明できる人に渡しましょう。

戸籍抄本

該当者の部分のみの戸籍の内容を見ることができるのが抄本です。子供や配偶者は名前は出てきますが、詳細な内容は載っていません。　　　

改正原戸籍

戸籍の台帳管理は今まで幾度と無く改正されています。昭和では36年と41年に、平成に入ってからも6年に行われています。特に平成の戸籍改正は変更点が大きく、紙での管理からコンピューター管理に移りました。紙の管理台帳とコンピューター管理台帳との関係は、紙の続きの履歴をコンピューターで書いていると考えてください。つまり、平成6年以前の内容は紙の管理台帳で、平成6年からの内容はコンピューター管理台帳で出力することになるのです。この平成6年以前の紙の管理台帳の部分を改正原戸籍といいます。

戸籍の附票

戸籍は住所の変遷の履歴とともに保管されています。つまり、一つの戸籍の中にある個人の住所の履歴（引越しの履歴）情報は、戸籍とともに保管されているのです。その住所の履歴の情報のみが載っている書面が戸籍の附表と言われるものです。

改正原附票

上記で説明したように、戸籍は住所の履歴情報とともに管理されているのですが、当然戸籍に改正原戸籍があるように附表も紙の管理台帳とコンピューター管理台帳に分かれています。この紙の管理台帳部分の住所の履歴情報を改正原附表と言います。　　　　

戸籍について注意すべきこと

昭和23年に戸籍法は改正されており、それ以前を旧戸籍法、昭和23年からを新戸籍法といいます。戸籍の管理方法が異なり、旧戸籍法は「家」を単位として管理されており、新戸籍法は一組の夫婦とその夫婦と氏が同じ未婚の子を一つの単位として管理されています。

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